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小説 【奴隷としての日々】 第5話

第5話  綺果様の懲罰




御主人様の会社に向けて、

車を走らせていましたが、

やはり夕方は交通量も増え始めていました。



なんとかご命令を頂いていました、

5時までには会社に着き、

ホッと胸を撫で下ろしました。



それでも、ダイエットご調教を最後まで

行えなかったことが

心にずっしりと重くのしかかりました。







5時を10分ほどまわりました頃、

ご主人様が出ていらっしゃいました。



20代後半のお若さが眩しく、

色白で可愛さが更に引き立ちます。



ご一緒に歩かせて頂くことが

どれほどに誇らしい思いでございましょう。





仕事着から着替えをなさったようで、

ミニスカートがよくお似合いでした。







厳しい懲罰を頂戴して




助手席のドアをお開けし、

お車に乗っていただきました。

ドアをお閉めし、運転席に戻ります。





「ご主人様、奴隷にご送迎のお役目を

お与えくださり、感謝いたします。」






『どうしたの。顔色が悪いんじゃない?』



突然のそのお言葉にドキッとしました。

恐らく、表情は曇り、

顔もひきつっていたのかもしれません。





正直にダイエットご調教が

全部できなかったことを

お話申し上げました。





しばらくの沈黙ございました。





そして・・・






『何様?』




低いお言葉の中に

一切の失態は許さないという

厳しさを読み取り

震えあがりました。




『時間は、作るのじゃなく、有効に組み立てるものでしょ。』


「はい・・・」





ただうなだれ、お返事をするのが

やっとでした。




『飲み会終わってから説教!いいな。』




自分の顔が引きつっているのが

分かりました。



返事に戸惑っていますと、





『返事!』



厳しいお言葉が

突き刺さりました。





「はい!御主人様!」



持てる精一杯の力で

お返事しました。





『家に帰ったら、たっぷりとケインでお仕置きしてやる。

お前が体で理解できるまでだ。覚悟しておきなさい。』





『私が飲み会から帰るまで、会社の裏にある公園で便所掃除。

その後、トイレの個室で正座。いいな。』





私はご命令に

ただはいとお返事するのが

精いっぱいでした。







飲み会の会場まで、車の中でも

お説教を頂戴しました。



もちろんそれで終わりではなく、

ご自宅まで帰りの車の中では

たっぷりと

お説教を頂戴するはずです。







公園で罰を頂戴して





御主人様を飲み会の会場まで

お送りしてから、

指定の公園に戻りました。



夕方でしたので、

公園には人はまばらでした。



怪しまれるかとも思い、

不安でしたが、

公園の公衆トイレを掃除する人間に

それほど関心を払う人は

いないことで安心しました。





掃除道具はそろっていましたので、

デッキブラシなどで

男性用の小便器からはじめ、



個室の中の

無残に汚物のついた便器を

丁寧にゴシゴシと擦り、

綺麗にしました。





個室は壁も丁寧に

ブラシで落書きをけし

掃除しました。







トイレの個室の中での正座




ズボンが濡れないように

脱いでから

ザラザラのコンクリートの床の上に

奴隷正座を行いました。





すねに荒いコンクリートが食い込み、

その痛さに涙が出そうでしたが、

ご命令は

ご主人様が戻られるまででした。





携帯電話でお呼びがかかるまで

ひたすら硬い床で

正座を続けることになりました。







その日はすでに

御主人様のご自宅で

連続で3時間の正座を頂戴していましたので、

すぐにすねは悲鳴を上げ始めました。





永遠に続くとも思える時間。

痛みが骨にまで達し、

激痛が脳天を貫いても

脚を崩せない時間・・・





拷問でした。





朦朧とした意識の中で、

携帯が鳴りましたのは

それから3時間後のことでした。







第5話終了

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