初心者順平のＭ奴隷への道

小学生時代から

とにかく牢屋に拘束されたかったことを
今でもよく覚えています。

逮捕され手錠を嵌められた罪人を見ると
動悸が止まらず、オナニーを始めたのが
小学生の高学年でした。

そしてそれがM性だと理解できたのは
高校に入ってからでした。


妄想の日々

の始まりです。

高校生の時から、
SM雑誌を読み始めました。

縄で縛られ、鞭打たれ、蝋燭を落とされ、浣腸される
女王様とM男の世界。

読みふけってはオナニー、そして射精。


時には自分でも

蝋燭を垂らしてみて、
あまりの熱さに驚き、

恥ずかしい思いをして
薬局で買った浣腸をして
お腹の痛さに
戸惑いながらも
オナニーしました。


射精管理されるM男の記事。

自分に置き換えて、
実際に射精を我慢してみましたが、

長期間禁じられる自分を想像しながら
その日のうちにオナニーしてしまいました。


そんな妄想の世界

に遊び、
女王様に恋い焦がれ
無為な射精を繰り返し、
自己嫌悪に苛まれる日々。


SMは私には妄想以外の
何物でもありませんでした。

自分を好きにもなれず。





ご主人様との出会い

が運命を
変えてくださいました。


ご主人様の
男に対する考え方に
一気に引き込まれました。


自分でも驚く行為に

でました。


ご主人様のブログ様には
メールフォームがついていました。


ご主人様への思いを書き綴り、
何度も書き直しました。


送信したらどうなるのだろうか。


随分の時間が
そして勇気が必要でした。


意を決して

送信ボタンを押したのが、
昨年の8月のことでございました。


メールチェックを1日に何度したでしょう。

数日後にお返事を頂きました。


ご主人様は遊びではなく、
ご自分の奴隷になる存在を
求めていらっしゃること。

本当に覚悟があるなら

その覚悟を言葉にして
送りなさいと。


自分の覚悟を言葉にし、
送信いたしました。



ご主人様から、さらに細かい
質問を頂戴しました。


ご回答いたしますと、
今度は、

大量の質問とレポート

が与えられました。

あやふやな決意では
処理しきれないほど多くの。


そして毎日、ご主人様に
メールで数回はご連絡を取ること、
そしてその日の行動の報告をすることの
ご指示を頂戴しました。



奴隷見習いとしての

日々が始まりました。


送信ボタンを
押した自分への
答えが出されました。


そこには妄想に明け暮れた
日々はかけらもなく、
現実のご主人様のしもべとしての
日々が始まっていたのでございました。

生活の中心に
ご主人様が常に
いらっしゃいます。


妄想と現実のギャップ。


妄想から現実の生活へ。

完全に自分の生活が
一変しました。


そんな中、
自分の甘さが露呈することになるのに
時間はかかりませんでした。


ご主人様のご命令に従う生活の
本当の厳しさを、
そして奴隷生活に当然付随する罰の怖さを
生まれて初めて知ることに
なるのです。

（後編に続きます）